基調講演　6月23日（月）13:00～13:40
サプライチェーンを守るIT部門の新たな使命

日本精工株式会社におけるサプライチェーンセキュリティ強化策や人材育成の実践事例を紹介。高度化する脅威に対抗するため、日本の製造業にいま求められるIT・セキュリティ部門の新たな使命について提言します。

日本精工株式会社
デジタル変革本部 ITガバナンス部 副部長
加澤 靖 氏 海外工場およびサプライチェーン関連のシステム領域において豊富な経験を積んだ後、2019年より、情報セキュリティ統括組織にてCSIRTの立ち上げを主導。保有資格：CISSP, CISA, CISM, RISS,システム監査技術者,ITストラテジスト他

※本講演は過去の再放送です。講演内容は配信当時（2025年3月17日）の情報となります。

セッション1　6月23日（月）13:50～14:20
攻撃と対策の実情から考える サプライチェーンを守るためにできること

近年、サプライチェーン攻撃への注意喚起が強く行われてきましたが、国内での被害は実際のところ、ばらまき型ランサムウェアによるものが少なくないと推測されています。自社を守り、取引先との関係を維持するために取り組むべき対策とは？ 中小企業の対策の実情を踏まえ、「SKYSEA Client View」で支援できるポイントをご紹介します。

Ｓｋｙ株式会社
ICTソリューション事業部 システムサポート部 リーダー
山本 咲織 氏

セッション2　6月23日（月）14:30～15:00
OT環境のサプライチェーンリスクは存在するかを考えてみた

サプライチェーンリスクにまじめに対応しようとするとその領域は非常に広範に及びます。IT環境はもちろんのことOT環境も必要な対応領域に相当します。ただし、よく記事などで見るサプライチェーン攻撃の事例はIT環境に関するものがほとんどでOT環境にサプライチェーンリスクが存在するのか疑問に思う部分もあります。本セッションではOT環境におけるサプライチェーンリスクはどういうものがあるか一緒に考えていきます。

TXOne Networks Japan 合同会社
マーケティング本部 シニアプロダクトマーケティングマネージャー
松尾 雄大 氏

セッション3　6月23日（月）15:10～15:40
委託先依存のセキュリティから脱却、IRMが実現する「渡したデータ」の制御

製造業において、海外生産拠点や取引先からの技術流出リスクは経営上の脅威です。本セッションでは、データそのものを暗号化し、権限や期限設定を行うことで、委託先から預かったデータは勿論、委託先に渡した"後"のデータも自社の仕組みで守る「IRM（情報権限制御）」技術を、実際の運用例と共にわかりやすくご紹介します。

株式会社データクレシス
マーケティング本部
津村 遼 氏

セッション4　6月23日（月）15:50～16:20
委託先・非管理端末の“空白”を埋めるブラウザ起点のサプライチェーンセキュリティとは？

製造業では委託先や非管理端末がセキュリティの盲点となり、サプライチェーン攻撃の標的となっています。政府も「サプライチェーン全体でのセキュリティ対策の必要性」を強調しており、対策が急務です。本セッションでは、VPNに代わるSecure Enterprise Browser（SEB）を活用し、従来のEDRやMDMでは対応が難しかった"空白"領域を“ブラウザ”という新たな接点から見直すヒントを提供します。

株式会社マクニカ
ネットワークスカンパニー セキュリティソリューション技術統括部第4技術部第2課 担当
石田 穂高 氏

セッション5　6月23日（月）16:30～17:00
SentinelOneで実現するXDRとSOC連携による製造業の防御強化

ランサムウェアや経産省の格付制度を背景に、製造業におけるセキュリティ対策が急務となっています。本講演では、EDRにXDR機能を統合したSentinelOneとSOCサービスの連携により、脅威の検知から対応までを自動化・迅速化する最新の実践事例をご紹介します。

東京エレクトロンデバイス株式会社
CNBU CN技術本部 CN第四技術部 第1グループ グループリーダー
木村 雅人 氏