ITmedia エグゼクティブ セキュリティセミナー 2024 春 DXに走る日本企業──サイバーセキュリティの強化が経営の最重要課題に

【基調講演1】
セキュリティインシデント発生に備えた
体制構築のポイント

株式会社リクルート 鴨志田 昭輝
【基調講演2】
セキュリティ対策迷宮からの脱出
~自律的に考えられるようにするために~

株式会社Armoris 鎌田 敬介

【Amazonギフトカードを進呈】(参加&アンケート回答の方)
※条件の詳細は視聴ページ内にある案内をご確認ください
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国を挙げて「DX」が推進される中、サイバーセキュリティはそれを支える施策としてデザイン段階から組み込まれている必要がありますが、セキュリティの脅威は日増しに高まっています。事件・事故が起こった際にはその影響を最小限に抑え、いち早く回復させるためにはどうすればいいのか、いわゆる危機管理の備えも必要となってきます。また、事件や事故の被害を大きくしないためにはセキュリティインシデントへの迅速な対応が重要になってきます。

テクノロジーによってその兆候をつかみ、対処するだけでなく、思い当たったヒヤリハットをすぐに共有できる風土づくりも欠かせません。セキュリティガバナンスのあるべき姿を模索するリーダーに、その取り組みを紹介いただきます。

開催概要

名称
ITmedia エグゼクティブ セキュリティセミナー 2024 春
DXに走る日本企業
──サイバーセキュリティの強化が経営の最重要課題に
会期
2024年6月10日(月)~ 6月11日(火)
形式
ライブ配信セミナー
主催
ITmedia エグゼクティブ
参加費
無料
対象者
一般事業会社および官公庁団体における、経営層/CEO/CIO/CISO/事業部門長・課長/経営企画部長・課長/情報システム部門長・課長/セキュリティ担当者など

※申込の締切は 2024年6月11日(火)14:00 までとなります。

プログラム

Day1 6月10日

基調講演1 6月10日 13:00~13:40
セキュリティインシデント発生に備えた体制構築のポイント

セキュリティインシデント発生時の緊急対応体制を整備することは、いまや重要な経営課題の一つとして多くの企業・組織に認識され、様々な取り組みが行われています。リクルートにおいても、2013年にグループ会社でCSIRTを設立したのを皮切りに、2015年にはリクルート全社のCSIRTとして本格的に活動を開始してきました。本講演では、10年にわたるリクルートの取り組み事例をご紹介しつつ、これまでの現場経験も踏まえ、緊急対応体制を構築するヒントをお届けします。

株式会社リクルート
リスクマネジメント室 CSIRTユニット Vice President
鴨志田 昭輝 氏セキュリティベンダーでセキュリティ診断など数多くのセキュリティ関連プロジェクトを推進。その後、ネット企業のCSIRTを経て、2014年 リクルートテクノロジーズに入社。Recruit-CSIRTをゼロから立ち上げるとともに、セキュリティエンジニアの育成や組織運営に精力的に取り組んできた。その後、グループ会社再編によってリクルートに転籍、セキュリティ統括室長としてセキュリティガバナンスを推進。2024年4月からはCSIRT統括 Vice President として、インシデント対応や対応能力の向上にあたっている。

セッション1-1 6月10日 13:50~14:20
サイバー攻撃・内部不正……情報漏洩はなぜ繰り返される? 脅威に負けないセキュリティ対策の指針

サイバー攻撃に内部不正……。セキュリティ対策の重要性が謳われるようになって久しいですが、それでもなお、組織からの情報流出はなくなりません。本セミナーでは、組織のITを取り巻く状況の変化や、セキュリティ対策に不足しているポイントを踏まえ、情報漏洩が繰り返される原因を考察。セキュリティ対策を推進できる組織になるために必要な取り組みのなかから、ITで実現可能なことをSKYSEA Client Viewの活用法を交えご紹介します。

Sky株式会社
ICTソリューション事業部 システムサポート部
堀邊 絵梨子 氏

セッション1-2 6月10日 14:30~15:00
ラテラルムーブメント対策に必須! マイクロセグメンテーション実装の最適解

ランサムウェア対策で重要な「ラテラルムーブメント対策」では、マイクロセグメンテーションは一番有効性のある対策との認識が高まっています。その実装はNW設計変更やNW設備追加が必要で、困難と考えられてきました。本講演では、NW設計変更なく、ラテラルムーブメント耐性の強い環境をどのように作ることができるのかについて解説します。

イルミオジャパン合同会社
Senior Systems Engineer
徳永 祥 氏

セッション1-3 6月10日 15:10~15:40
AI駆動で変わる、侵入前提でインシデント対応を迅速化するセキュリティ基盤

海外では政府機関によるサイバーセキュリティ事故への報告義務や規制強化が進んでいます。サイバーレジリエンス強化が求められる今、侵入前提で考えて、いかにインシデント対応の初動を早くするかが重要になってきています。本講演では、インシデント対応を効率化するセキュリティ基盤に関する考え方やポイントを解説いたします。

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
セキュリティエンジニア本部 ビジネスセキュリティエバンジェリスト
笠原 俊和 氏

セッション1-4 6月10日 15:50~16:20
freeeが実践するサイバーセキュリティリスク対策と組織マネジメント

freeeでは、CSIRT設立やCISO任命などのガバナンス強化に加え、プロダクトのセキュリティを担うPSIRTも社内に設立。今後はさらに、サイバーセキュリティを対外的に発信しながら業界をリードし、セキュリティを製品の付加価値にもつなげていくといった、先進フィンテック企業ならではの積極的な取り組みを進めています。本セミナーでは、統合型クラウドERPや情シス向けSaaS/備品管理ツールを提供するfreee株式会社のCISO茂岩が、サイバーセキュリティの重要性、ルールの策定や組織編成のステップを分かりやすくご紹介します。

フリー株式会社
エンジニアリング基盤事業本部 CISO兼VPoE
茂岩 祐樹 氏

セッション1-5 6月10日 16:30~17:00
大手企業300社の実態からみるSaaS定期評価の現状と課題

クラウドサービスは日々アップデートしており、その度にセキュリティリスクも変動する可能性があります。外部環境の変化や新たな法令、ガイドラインで定められるルールに則った対策が必要になり、サービスの新規導入時だけでなく、導入後の棚卸し・定期評価を実施することの重要性について解説いたします。

株式会社アシュアード
事業開発部 マネージャー
木下 裕貴 氏

Day2 6月11日

基調講演2 6月11日 13:00~13:40
セキュリティ対策迷宮からの脱出 ~自律的に考えられるようにするために~

「セキュリティ対策はどこまでやるべきか?」この深淵なテーマに答えはありません。「セキュリティ対策として今以上に何をやるのか?」こちらは調べれば調べるほどわからなくなりがちで、画一的な答えがあるわけではなく、選択肢を並べてみれば、めまいがするほどの項目が並びます。そんな時代、我々に必要なのは「自分で考えること」ではないでしょうか。この講演では、誰かの結果を真似するだけではなく、セキュリティ対策を自分で考えられるようになるためのヒントをお伝えしたいと思います。

株式会社Armoris
取締役専務 CTO/一般社団法人金融ISAC アドバイザー 『サイバーセキュリティマネジメント入門』著者
鎌田 敬介 氏元ゲーマー。学生時代にITを学び、社会人になってからセキュリティの世界へ入る。20代後半から国際会議での講演や運営に関与しながら、国際連携活動・国家セキュリティ機関の設立を支援し、日本の世界での遅れを痛感する(現在進行形)。2011年から3年間、三菱東京UFJ銀行のIT・サイバーセキュリティ管理に従事。その後、金融ISAC創設に参画、並行して様々な国内外セキュリティに所属、運営に関わる。これらと並行してセキュリティ人材育成について2007年から問題意識を持ち始め、ハンズオントレーニングやハイブリッド型サイバー攻撃対応演習を実施するなど、幅広く実践的なノウハウをグローバル目線で届けている。現在の趣味はガチ寄りのサイクリング。

セッション2-1 6月11日 13:50~14:20
DX時代のクラウドセキュリティアプローチ ~コストから投資へ~

企業でのDXが進む一方、サイバー攻撃の被害も拡大を続けています。今やセキュリティ対策は、企業全体として取り組むべき重要な経営課題の一つです。本セッションでは、サイバー攻撃の現状を踏まえ、投資としてのセキュリティ対策をどのようにデザインするか、そのアプローチ方法や具体的なソリューションについてご紹介します。

HENNGE株式会社
Cloud Sales Division, Partner Sales Planning Section Deputy Section Manager
奥谷 慶行 氏

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